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2009年06月10日 [イベント情報]

TGS 09 LIMITED COLLECTION ①

6月27日から28日にかけて開催されるギターの祭典、
TOKYO GUITAR SHOW® 2009。

フェンダーカスタムショップは、ショウのために25本のスペシャル・ギター
を製作した。このプロジェクトは、フェンダー最上級のクラフツマンである
マスタービルダーによって結成されたチームによって進められた、いわ
ばマスタービルダー達によるチームビルト・ギターであると言える。

華やかさと実用性の融合を目指したTGS 09 LIMITED COLLECTIONについて
紹介しよう。


ボディのトップ材として使用される極上のキルテッド・メイプルは、
マーク・ケンドリックマイク・エルドレッドによって厳選された。キルテッド・
メイプルは加工前の状態で節(フシ)が出ていなくても、ギターの形に成形す
ると節が出てきてしまう場合がある。こういった事を未然に防ぐため選定段階
で細心の注意が払われた。

そして、ギターの形にカットされたボディはシニア・マスター・ビルダー、
ユーリ・シスコフによって個々のキルテッド・メイプル材にどのカラーをフィ二
ッシュすればメイプルの木目が最も引き立つのかが検証され、シスコフ自身
の手作業によって全てのトップ材に比較的色褪せの生じにくい染料を用い生
地着色が施された。トップコートにはヴィンテージ・フェンダー同様ニトロセル
ロース・ラッカーを使用している。

ネックのメイプル材については、ケンドリックとジェフ・フラートンによってハンド
セレクトされた。フラートンはカスタムショップのネック・セクションを担当するス
タッフであり、“フェンダー”の歴史を知る人にとってもはや伝説となっている
人物ジョージ・フラートンを父親に持つフェンダー・セカンド・ジェネレーションの
ひとりでもある(ケンドリックの伯父も1950年代から60年代にかけてフェンダ
ーに勤務していた)。

ショウモデルならではの華やかさとフェンダーが設立以来掲げてきた機能的
なギターとの融合を目指したTGS09モデルのためにセレクトされたネック材
は、ボディトップとは対照的に木目の入っていないストレイト・グレインの1ピー
ス・メイプルだ。

インレイワークやジャズマスター及びジャズ・ベースに施されたニトロ・バイン
ディングは、マスタービルダー、デニス・ガルスカグレッグ・フェスラー
よって施されている。

ジェイソン・スミスは、カスタム・ジャズ・ベースの3バンド・アクティブ・イコラ
イザのサーキット部を担当した。

保証書写真02.jpg
TGS 09 CUSTOM STRATOCASTER®Trans Honey Amber w/Tortoise 1 ply PG
Masterbuilt by Mark Kendrick
Photo: Tomuji Ohtani (Okano Photo Office Inc.).


②以降では、木材の選定から完成に至るまでの画像をお届けします。