
カリフォルニア州サン・ディマスにあるシャーベル(後のジャクソン/シャーベル)でギター製作のキャリアをスタートしたマイク・エルドレッドだが、なんとグローバー・ジャクソンが初めて迎え入れたスタッフであった。シャーベルでは、ランディ・ローズをはじめジェフ・ベック、アラン・ホールズワース、ゲイリー・ムーア、そしてエドワード・ヴァン・ヘイレンといったアーティスト達のギター・ビルディングに携わってきた。
その後エルドレッドはヤマハ・ミュージカル・インストゥルメンツに活動の場を移し、そこでギター・サービス部門の担当を経てギター・プロダクト・マネージャー及びギター/ベース・アーティスト・リレーションズ・マネージャーを兼任し、ネーザン・イースト、ジョン・パティトゥッチ、ビリー・シーンといったアーティスト達と係る。1994年、マイクはヤマハを離れてストレイ・キャッツのリー・ロッカーとバンドを結成、ツアーに出て3枚のCDをリリースしたが、後にグループを離れる決意をする。
1996年、当時のフェンダーカスタムショップの責任者であったジョン・ペイジは、カスタムショップに入るようエルドレッドに勧めた。オファーを受けたマイクは、スーパーバイザーとしてフェンダーカスタムショップの一員となり、その後ジョン・ペイジの後任としてカスタムショップの責任者となった。現在は2006年に新たに創設されたカスタム部門のセールス及びマーケティングにおける総責任者としてその手腕を発揮している。カスタム部門とは、フェンダーをはじめシャーベル、ジャクソン等すべてのフェンダー傘下ブランドのハイエンド製品に特化したセクションである。
エルドレッドが製作した代表的なギターのひとつとして、ジミ・ヘンドリックスが “ウッドストック”でプレイしたことで知られるストラトキャスターの実寸値を測定し、スクラッチやぶつけて出来た傷の位置までをも正確に再現したストラトキャスターが挙げられる。
